ICC国際交流委員会の大学留学プログラム
大学留学体験談
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■大学留学体験談〜アメリカ〜 <2年制大学>
勉強以外にも、学ぶことがたくさんある充実した留学の日々
1982年生まれ。群馬県出身。日本の高校を卒業後、2002年9月に渡米。カンザス州の2年制州立大学のCoffeyville Community College に在籍。専攻は Elementary Education。
自分の努力次第で周りも変わる
 留学開始前の英語力はTOEFL点数147(CBT)でした。アメリカ留学という子供の頃からの夢のために、私自身ずっと努力してきたのですが、具体的に留学を決めるに当たって家族から大反対されました。それで留学費用を抑えようとコミュニティカレッジへ2002年の夏に進学しました。留学当初は家族の支援もあまり得られず、2年制を卒業したら帰国するつもりでしたが、現在の短大でほぼパーフェクトな成績を保ったので、奨学金を得て4年制の大学に行ける話も出てきました。最初は反対していた家族も、今は私の頑張りに負け、4年制に進んでもいいと応援してくれています。

大学は授業料も安く、とてもアットホーム
 現在の専攻はElementary Educationです。渡米後、日常会話ができるようになるまでに、2〜3ヶ月かかりましたが、在学している大学は規模が小さいのでとてもアットホームですし、先生がみんな優しくまたアドバイザーのサポートも十分なので悩みを相談できますし、ホームシックになることもありませんでした。
 またこの大学の良いところは授業料も安く、生活費などすべてにあまりかからない点です。ただ周囲に遊びに出かける場所がなくて、息抜きができないということもありますが、かえって勉強に専念できるという面からも今の学生生活に満足しています。
朝食は、自宅で味噌汁に玉子焼き
 朝はAM8:00頃起きて、自宅で朝食にみそ汁や卵焼きなどを食べます。大学は徒歩1〜2分でとても近いです。
 授業はAM9:10〜11:30までで、水曜日はPM 6:30〜9:15のnight class(夜間授業)に出ます。今学期受講している科目はスペイン語、アートヒストリー、アメリカの歴史と環境科学です。先学期は数学, 物理、ヒューマニティーズ、スピーチ、 英語等でクラス規模は殆ど少人数で10〜30人くらいです。
 授業の間に時間があいた時は、図書館でインターネットやメール等をして過ごしています。昼食は友達やルームメイトと一緒に、学校のCAFEで食べたり、家に戻ってラーメンやうどん、そばなどを食べたりします。放課後は宿題をしたり、友達と遊びます。また学生寮がとても近くにあるので、よく遊びに行きます。夕食は家で友達やルームメイトと一緒にとります。日本食が多いです。1日の授業以外の勉強時間は3 時間くらいでAM 12:00〜1:00の間に寝ます。
お金がなくても余裕のある生活
 アパートを2人でシェアしています。高熱費は、電話代も含めて月$396。家賃も含め一人につき月25ドルくらいで、比較的安いです。携帯電話は持っていませんが、1ヶ月の国際電話代はこっちで安いCalling Cardを見つけたので月$10もいきません。1ヵ月の小遣いは$100以下ですね。
 住んでいる街は田舎です。でもウォールマートまで車で3〜5分くらいですし、学校の周りはマクドナルドやバーガーキングなどがあるので暮らしていけます。週末はたいてい友達とのパーティで、長期休暇にはロスやサンフランシスコの友達のところへ行きました。
留学はその意味を見出した人だけが成功する!
 自分の英語力が伸びたな、と思った時や小さなことに感動できた時留学して良かったなと思います。不便なのは車がないのでショッピングに行けないこと等です。またみんな太っていてびっくりしたことや、一緒のクラスだった男の子のお兄さんが銃で撃たれてしまい、その子がルイジアナの実家に帰ってしまった時は、本当にびっくりしました。日本ではあたりまえと思っていた安全の尊さなど考えるようになり実感したことです。
 留学はその意味を見出した人だけが成功すると思います。学校の勉強以外に学ぶことの方がはるかに多いです。色々な視点から日本、世界を見ることができ、視野が本当に広がります。自分の人生を真剣に考えているなら、ぜひチャレンジして下さい
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