|
|
|
|
|
■留学事情〜アメリカ〜 |
|
|
|
|
|
|
|
|
世界で最も留学生を魅了するアメリカという国 |
|
|
|
|
|
現在、アメリカ国内で学ぶ留学生は50万人以上と推定されています。こんなにも多くの外国人留学生が学んでいる国は世界中どこにもありません。一体これだけ多くの留学生がアメリカを修学の地として選ぶのは何故なのでしょう。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
毎年発表されるノーベル賞受賞者の大半は、アメリカの大学の研究者で占められています。それは、真に勉強に集中できるアメリカの教育環境がもたらす功績だといえます。
◆学びたい人を受け入れる教育理念
アメリカでは、性別、国籍、年齢を問わず本気で学びたい人に教育の機会を与えようという考えが社会に根付いています。ですからキャンパスには多くの留学生が見受けられ、学生の年齢も20代だけではなく、社会人やすでに退職した大人のための勉強の場となっています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
◆質の高い教授陣
アメリカの大学では、常に教授は学生から評価される立場にあります。教授方法や授業内容が適切でなければ、大学で教え続けることはできません。よって質の高い教授だけが大学に残ります。
◆充実した施設
アメリカの総合大学では、地元の企業とタイアップし、共同研究を進めたり、そのための施設を学内に設立したりと、産学共同が盛んです。よって潤沢な研究費があたえられ、教授や学生は最高の環境におかれているといえるでしょう。
◆個性の育成
アメリカの大学では、発想力や創造性が重んじられ、他人と違う考え方を生み出す個性を育成します。テストやリポートでは、教授に教えられたことを書くよりも、それを発展させ、オリジナルの考えを述べたほうが良い成績をあたえられます。
◆精神的自立
アメリカの大学生は、たとえ自宅から通える距離に大学があったとしても、多くの学生が親元を離れ、寮やアパートで自立した生活を営んでいます。また学費についても、奨学金や教育ローンを利用し、経済的にも自立している学生が少なくありません。精神的・経済的に自立できる環境や制度が整っているといえます。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
◆州・大学による管理
アメリカには日本の文部省にあたるような国が教育を管理するシステムはありません。それぞれの州や大学が独自に運営・管理しています。よって学期制やカリキュラムなども大学ごとの独自色が強いのが特徴です。
◆書類審査による入学
アメリカには、日本の大学のような入学試験はありません。高校3年間の成績(通知表)を総合的に判断して学力があるかどうかを審査されます。平均程度の成績をとっていれば、普通レベルの4年制大学に入学できますので、一部のトップレベルの大学以外は、入学自体さほど難しくありません。
◆柔軟な専攻決定
日本の大学のように、必ずしも入学時に専攻を決めなくてもよいのがアメリカのシステムです。1、2年次は、一般教養科目をバランスよく学習し、3年次より専攻を決めて自分の分野を深く追求します。または、4年間専攻を決めずに、一般教養(リベラルアーツ)の学位をもらって卒業することができる大学もあります。
◆年2〜4回の入学時期
アメリカの新学期は9月といわれますが、1月の入学が可能な大学が数多くあります。また、大学によっては、3月や6月に入学できる大学もあります。通年型の開講ではなく、授業はすべて学期制で行われているため、クラスに途中で参加するわけではありません。
◆編入学
アメリカではいったん大学に入学しても、途中で別の大学に編入する学生が珍しくありません。専攻を変えたい、研究分野に精通している教授につきたい、より高いレベルの大学を目指したいなど理由は様々ですが、成績さえ問題なければ、編入は可能です。2年制大学から4年制大学への編入なども盛んにおこなわれています。
一部の難易度の高い大学では、どんなに高校での成績が良い留学生でも、米国以外の高校を卒業している場合には、高校卒業直後の入学を許可しない場合があります。その場合は、まずは入れる大学に入学し、編入学の制度をうまく利用するといいでしょう。
◆卒業の概念
アメリカの大学は単位制をとっていますので、卒業に必要な単位さえ取得してしまえば、4年間在籍しなくても卒業は可能です。3年や3年半で学位をとって卒業することも可能です。一方で5年、6年と時間をかけて卒業する学生も少なくありません。大学生の卒業率の全米平均は約60%といわれています。日本よりずっと低い数字ですが、卒業までの期間についても、日本とは事情が異なります。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|